プアビ女王と黄金のリラ (現存する世界最古の弦楽器)

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1929年、メソポタミアの古代都市ウルの王族の墓で、
黄金の牛の頭が装飾されたリラ(竪琴)が発掘されまし
た。「プアビ女王のリラ」と呼ばれ、現存する世界最古の
弦楽器とされています。

【殉死者】
王墓からは何十人もの殉死者の遺骨が発見され、当
時から宗教文化があったことを物語っています。



【失われたリラ】
リラは3つ発見され、ペンシルベニア大学博物館、大
英博物館、イラクのバグダッドのイラク博物館に分け
て保管されましたが、イラク博物館のリラは、イラク戦
争時に失われてしまいました。

【最古の宝庫】
プアビ女王の墓からは、ピアスやストローも発見され、
これらも世界最古の物として知られています。