吟遊詩人ホメロス (詩は世につれ世は詩につれ)


【ギタビリティカード > ヒストリー > 2.古代 > 吟遊詩人ホメロス (詩は世につれ世は詩につれ)】 紀元前8世紀頃の古代ギリシャでは叙事詩が生まれ、 世界最古の叙事詩人、ホメロスが活躍し、「イリアス」、 「オデュッセイア」などの作品を残しました。 叙事詩の朗誦時の伴奏にはキタラが使われていました。 ■ホメロス 盲目の吟遊詩人。歴史上の人物か、架空の人物であったかは諸説あります。 ■叙事詩 伝説や神話、歴史的事件を抑揚を付け聴衆の前で唄いあげる詩。 ■キタラ リラ(ライアー)から発展した擦弦楽器。 リラは大衆向けであるのに対し、キタラは 主に職業楽人が使用しました。 ギターの語源はキタラと言われています。 ■イリアス 都市国家トロイとギリシャとの戦いの物語。神話と信じられていましたが、トロイア遺跡発掘により、ある程度事実を反 映していることが判りました。 ■オデュッセイア トロイア戦争終結の後、英雄オデュッセウスが故国に戻るための10年間の放浪の物語。