ギターテクニックついて
まったくの初心者ですが、大丈夫でしょうか?
はい。まったく問題ありません。
初めてのギター購入のアドバイス、アンプの使い方、日常的なメンテナンスなど、初心者の方にも分かりやすく、お教えさせていただきます。
譜面がまったく読めないのですが大丈夫ですか?
はい。まったく問題ありません。
当スクールでは、譜面の読めない方は、もちろんのこと、
タブ譜しか読めない方でも親切丁寧にお教えさせていただきます。
これから読譜力を高めたいという方には、サイトリーディングという
カリキュラムもありますので、対応させていただきます。
我流で身に付いたクセは治りますか?
はい。なおります。
「このスタイルで何年も弾いてきたから、もう無理」
と諦める必要はありません。
新しいフォームを身に付ける気持ちで、標準的なフォームを身に付けましょう。「標準」を身に付けた後に、自分でどのスタイルをとるかを決めても、遅くはありません。
どうしても弾けるようになりたい曲があるのですが。
はい。その1曲が弾けるようになるために、必要な練習方法が見えてきますので、それを優先的に、オーダーメイドカリキュラムを組まさせていただきます。
ギターを習得するには何年くらいかかりますか?
一言で解説するのは難しいので、カテゴリ、習得基準を作り解説させていただきます。
その人の練習時間により大幅に変わってきますので、あくまでも目安として捉えてください。
【メロディ、ソロギター系】
【ドレミを使ってシンプルなメロディを弾く】
ドレミファソラシドの音だけを使って、シンプルにメロディのみを弾きます。
曲の例:かえるの合唱、メリーさんのひつじ
期間:1日〜1週間
【シンプルなソロギター】
ベース音1音だけ伴奏を入れ、同時にメロディを弾きます。最もシンプルなソロギターの形です。
曲の例:大きな古時計、星に願いを
期間:3ヶ月〜1年
【伴奏のあるソロギター】
アルペジオ等の伴奏を入れた、ソロギターのスタイルです。
曲の例:愛のロマンス、ティアーズインヘヴン
期間:1年〜
【弾き語り系】
【基本的なコード2つでシンプルな曲のコード進行を弾く】
コードをジャランと鳴らし、シンプルに曲の伴奏を弾きます。
期間:1日〜1週間
曲の例:おじぎ、メリーさんのひつじ、ロンドンばし
【基本的なコード3つでシンプルな曲を弾く】
Fコードは省略形を使って対処すると良いでしょう。
期間:1週間〜1ヶ月
曲の例:ハッピーバースデイトゥユー、きらきらぼし
【基本的なコード4つでシンプルな曲を弾く】
徐々にコードチェンジの時にリズムを止めずに弾くことができるようになってきます。
期間:1ヶ月〜3ヶ月
曲の例:スタンドバイミー、レットイットビー
【登場コード5〜10個の曲を弾く】
この頃から、そつなく弾けてる感がでてきます。
期間:3ヶ月〜6ヶ月
曲の例:チェリー/スピッツ、マリーゴールド/あいみょん
【より上手く弾くテクニックの習得】
強弱の付け方、ストロークの脱力加減に注意を払うゆとりが持てるようになります。
これらが身に付いてくると上手く弾けてる感がでてきます。
期間:6ヶ月〜1年
【論理的にコードを覚え限界点を突破】
ある程度、弾き語り系の奏法が理解できるようになると、コードをひたすら覚えていくことに、疲労、限界を感じてきます。
論理的にコードを学んでいく時期がやってきたと言えます。
それにより、その後のコード習得がスムーズになり、楽になり、音楽の幅が拡がります。
【アドリブ・セッション系】
【ペンタトニック系のスケールを使ったシンプルなアドリブの習得】
期間:3ヶ月〜
曲の例:クロスロード、スイートホームシカゴ、エヴリデイアイハブアブルース等、ブルース系のコード進行を使用した曲
【メジャー、マイナースケール、基本的なスケールを使ったアドリブの習得】
期間:6ヶ月〜
曲の例:ポップス系の曲でのアドリブソロ
【ジャズ系アドリブの習得】
前提条件:ペンタトニック、基本的なスケールでのアドリブがある程度弾けること
期間:6ヶ月〜
曲の例:枯葉、フライミートゥザムーン、オールオブミー等のスタンダード曲
なぜブルースをやるのですか?
当スクールでは、ブルースはアドリブ練習用の推奨カリキュラムとして組んでおります。
ですがこれは、ブルースギタリストになることを強要しているのではなく、一番簡単なジャムセッション能力を身につけるために、一番簡単な手段が、12小節のブルース進行だからです。
これが出来るようになると、初めて会った人とでも、音でコミュニケーションをとることができます。楽譜にとらわれず、自分の好きなように弾いていい世界が、そこには広がっています。
一言で上達の秘訣とは?
「楽しむこと」と、「継続させること」「モチベーションがあること」です。
1時間、時計を見ながら、苦しい練習するのではなく、楽しんでいたら、いつのま にか1時間過ぎていた、そんなギターライフが理想ですね。
当教室でのテキストは、それを考慮し、作成されておりますので、楽しみながら継続させることができます。
ギター無しのリズム練習にはどんな意味がありますか?
レッスン時におけるリズムトレーニングは、時としてギターを持たずに、手拍子を叩いたりしておこなうことがあります。
ギター を習いに来ているのに、ギターを持たずにトレーニング、これに疑問を持たれる生徒さんも多いかと思います。
しかし、ギターを持たないからこそリズムに集中 できるのです。音楽の三要素、メロディ、ハーモニー、リズムの中で最も大事な要素はリズムであると考えています。
人間はリズムのズレは非常に敏感に感じと ります。どんなにギター歴が長くても、リズム感が悪ければ、素人の方にダメ出しされてしまうくらいです。
ギター教室に通う以上、楽器を演奏する人として最低限のリズム感は身に付けていただきたいという気持ちから、ギターを持たない状態でのリズムトレーニングを取り入れています。
基本練習ばかりしてると、時間がなくなってしまいます。
基本練習も大事なのですが、それをメインに持ってくる必要はありません。
まず、今の自分に差し迫ってることを練習しましょう。
◎来週バンドであわせる曲
◎友達へ聴かせてあげたい曲 など、締め切りのあるものから練習しましょう。 そこで、自分の弾けないポイントが見つかるはずです。
そうしたら、弾けないまま流してしまうのではなく、弾けない箇所の、弾けない原因を探ってください。 左手が動かないのか。
<チェックポイント>
(1)指が動かない
(1)テンポに付いていけない
(2)曲を覚えられていないのか
原因が分かったら、それを細分化して練習しましょう。
指が動かないのであれば、指の練習。
テンポが速ければ、テンポを落としての練習。
曲を覚えられないのであれば、曲をパートごとに区切って、各パートの繰り返し練習。
考えてみると当たり前のことなのですが、ストレスを貯めない練習のコツです。
そして、その細分化を繰り返していけば、どんな曲練習でも、最終的には、基本練習に行き着いてしまうのです。
それが今、自分にとって必要な基本練習です。
基本練習の為にギターを弾くのではなく、やりたい音楽から、基本練習を導きだしてあげるのです。
「自分のやりたい音楽のために、この練習をしているんだ」 という充実感が、基本練習とギターを楽しむことの隔たりを無くしてくれることでしょう。