弾き語りスト

歌いながらギターの伴奏をするギタリストになりましょう!(歌は無しでもOK)

コードストロークや、アルペジオ奏法が主な習得技術となります。

1人で弾き語るも良し、バンドで演奏するも良し。

ステージ上では中心的存在です。
弾き語り系の場合、コードの押さえ方、ストローク系を中心にレッスンしていきます。

ある程度進行してきたら、コードを論理的に把握し、コード表を見なくても自分でコードが探し出せるようにしていきます。

カリキュラム案

カリキュラム解説

BASIC

  • ピッキングの基本
  • ストロークの基本
  • 指板の音名

ギター奏法の基礎となる、ピッキングとストロークを重点的に習
得していきましょう。特にオルタネイトストロークを習得することは重要です。また、5、6弦の音名も覚えていきましょう。


実際のレッスンでは変なクセが付かないよう、フォームをしっかりと確認させていただきます。

MELODY

  • ドレミファソラシド

弾き語り系の場合、フレーズを弾く機会はあまりないので、重点的に進めていく必要はありませんが、最低限のドレミファソラシドの場所は把握しておくと、今後の理解度が深まります。

HARMONY

  • 初級者必修コード
  • コードとルートの紐付け
  • コードの規則性

弾き語り系の場合、コードの習得は最重要課題となります。まず
はコードを3つ覚え、後は曲に登場するコードを優先的に覚えて
いきましょう。

コードは最初は完璧を目指さず、なんとなく鳴っていればそれでOKです。

中盤からはルートとコードフォームの規則性を学び、効率的に把握できるようになりましょう。

RHYTHM

  • リズムのとり方
  • 8ビート系ストローク
  • 16ビート系ストローク

4分音符系から始め、8ビート系、16 ビート系のストロークまで
は習得しましょう。

これにより、だいたいの曲はカバーできるようになります。

STYLE

  • 8ビート系ストローク
  • 16ビート系ストローク
  • アルペジオ

弾き語り系の演奏スタイル、一般的なストロークとアルペジオを
習得していきましょう。

READING

  • 楽譜の読み方
  • 音楽記号の読み方

最低限のリズム符の読み方、弾き語り用楽譜の読み方、楽譜に登場する記号を学習していきましょう。

フェーズに分けて解説

■フェーズ 1 【3コードでスターター曲を弾こう】
●解説
まずは、ドレミファソラシドと3コードの習得を目指し、簡単な曲を弾けるようにします。多少押弦に時間がかかっても OK です。

なんとなくで良いので、曲が弾けるという実感を得ることが大事です。

コード
3コード 例:C、G7、F

●奏法
4分音符弾き中心

●曲
3コードで弾ける曲 
例:おじぎ、メリーさんのひつじ、ハッピーバースデイ、きらきらぼし、日曜日よりの使者等
ご自分の好きな曲の1部分でもOK

●修了目安
押弦に時間がかかってもOK
■フェーズ 2 【簡単ポップス曲を簡単ストロークで弾こう】
●解説
4~10個程度のコードの習得を目指し、ポップス系の簡単な曲を弾けるようにします。

ストロークはシンプルに4分音符弾きで OK、曲はとりあえず 1 コーラスのみ弾けたら合格ラインとします。

●コード
4~10個程度

●奏法
4分音符弾き中心

●曲
3コードで弾ける曲 
例:大きな古時計、チェリー、マリーゴールド、スマイル等
ご自分の好きな曲の1部分でもOK

●修了目安
1コーラスのみの習得が合格ライン
■フェーズ 3 【8ビート系ストロークで弾こう】
●解説
4分音符系で1コーラス弾けるようになったら、次はストロークをグレードアップさせます。

8 ビート系のストロークの習得を目指します。

●コード
4~10個程度

●奏法
8 ビート系ストローク中心

●曲
フェーズ2で取り組んだ曲

●修了目安
1コーラスのみの習得が合格ライン
■フェーズ 4 【1コーラスいろんな曲 or 1曲フルコーラス】
●解説
次は選択をします。
A. 別の曲に取り組むか?
B. 今取り組んでいる曲をフルコーラスで弾けるように目指すか?
です。

●コード
10個~15個程度

●奏法
8 ビート系ストローク中心

●曲
フェーズ2で取り組んだ曲

●修了目安
1コーラスのみ複数曲 or フルコーラス の習得
■フェーズ 5 【16 分ビート系ストロークで弾こう】
●解説
16ビート系のストロークの習得を目指します。ここまでくるとかなり「弾けてる感」が出てきます。

●コード
制限なし

●奏法
16 ビート系ストローク

●曲
好きな曲

●修了目安
フルコーラスの習得
■フェーズ 6 【アルペジオを弾こう】
●解説
アルペジオの習得を目指します。まずは基礎的なアルペジオパターンを習得し、曲に適用していきます。

曲の中のアルペジオ部分を完全コピーしようとすると、覚えるのが困難になる場合があるので、ある程度パターン化して取り組みます。

●コード
制限なし

●奏法
アルペジオ

●曲
好きな曲

●修了目安
フルコーラスの習得が合格ライン。
アルペジオ完全コピーは目指さない。
■フェーズ 7 【ルートと指板の音名をおぼえよう】
●解説
ルート、5、6弦の音名など、理論的なことを学んでいきます。

徐々にコード丸暗記から脱却し、論理的にコードを探し出せる状態にしていきます。

●コード
4~10個程度

●奏法
8 ビート系ストローク中心

●曲
フェーズ2で取り組んだ曲

●修了目安
1コーラスのみの習得が合格ライン
■修了!引き続きいろんな曲に挑戦していきましょう!
弾き語りスト用のロードマップをご紹介させていただきました。

引き続きいろんな曲に挑戦するも良し、ソロギター系(ソロイスト)など、別の方向性にチャレンジするも良しです。