最初に覚えるドレミファソラシド|無料ギター講座 by ギターナビ

【解説】ギターで最初に覚えるドレミファソラシド どんな楽器でもまずはドレミファソラシドを覚えるところから始まります。 ギターの場合、左手で場所を押さえて右手で弦を弾く、両手のアクションではじめて1つの音が鳴りますので、ピアノと比べるとちょっと大変ですが、頑張って覚えていきましょう。 ドレミファソラシドを覚えるメリット ドレミファソラシドを覚えることはスケール(音階)を習得する第一歩となります。曲のメロディは必ず何らかのスケール(音階)で作られているので、それが分かると、 (1)曲の習得が早くなる (2)曲が忘れにくくなる (3)応用が効くようになる (4)より音楽を深く味わうことができる 等のメリットがあります。 逆に知らないままで曲をコピーしていると、 (1)ただ指定された場所を押さえているだけで、そこを押さえる意味がわからない (2)曲を覚えるのに時間がかかる (3)応用が効かない 等のデメリットがあります。 ギターをスタートさせたらなるべく早めにスケール(音階)に取り組みましょう! 【実践】ギターのドレミファソラシド ギターのドレミファソラシド(ダイアグラム) ダイアグラム(ギターのフレットボード上の押さえる場所を示した図)だと下記のようになります。 ギターのドレミファソラシドを弾いてみましょう タブ譜を見ながら弾いてみましょう。0と書いてあるのは開放弦ですので、左指は何も押さえません。焦らず、ゆっくりと弾きましょう。うまく弾けたら下降パターン、ドシラソファミレドも挑戦してください。 (1)ドレミファソラシド (2)上昇と下降 【曲】レパートリーチャレンジ ドからドまでの1オクターヴを覚えると、簡単な童謡、世界の名曲が弾けるようになります。挑戦してみてください。 かえるのうた チューリップ ぶんぶんぶん メリーさんのひつじ きらきら星 ロンドン橋 ちょうちょう ハッピーバスディトゥユー 小さな世界 かえるのうた チューリップ ぶんぶんぶん メリーさんのひつじ きらきら星 ロンドン橋 ちょうちょう ハッピーバースディトゥユー 小さな世界 【まとめ】ギターで最初に覚えるドレミファソラシド いかがだったでしょうか? ドレミファソラシドの場所を覚え、練習し、曲に繋げていくステップを体験していただきました。 世界の名曲もドレミファソラシドで作られていることが分かったかと思います。 しかし、スケールの世界はまだまだ奥が深いです。 ギターの場合、あらゆるポジション、あらゆるキー、あらゆるスケールの種類を今後習得していくことになります。 今回は最初の第一歩でした。 頑張って練習に励んでみてください! 【次のおすすめ】 広い範囲でドレミを弾いてみよう

ギターのチューニング|無料ギター講座 by ギターナビ

まずはチューニングから ギターの各弦を、それぞれ決められた音に合わせることをチューニングと呼びます。ギターは基本的に、演奏者本人がチューニングする楽器ですので、頑張ってマスターしましょう。 ここでは、ギタリストが一番最初に覚える作業、チューニングのやり方について学んでいきます。 チューニングは一度合わせたらずっとOKというわけではありません。しばらくするとずれてくることがありますので、こまめにチューニングを確認するようにしましょう。特に新しい弦を張った時は、落ち着くまでに多少時間がかかります。 ドレミを英名で覚えよう チューニングをする時に必要なのがチューナーです。 チューナーは「ド、レ、ミ」は表示されず、「C、D、E」などアルファベットで表示されますので、これを覚える必要があります。 チューナーの使い方 チューナーを使ってチューニングするのが一般的です。チューナーの設定で確認しておくことがいくつかあります。 周波数は440hzに設定しましょう 現在、音楽の世界では、「Aの音が440hz」というのが標準となっています。チューナーによっては、この基準の周波数を切り替えられるようになっています。ボタンを押すと、「441hz」、「442hz」と切り替わっていきますが、特別なことがない限り、440hzに設定しておきましょう。 モードはクロマチック(C)かギター(G)に設定しましょう ほとんどのチューナーは、ギター以外にも、ベース(B)、ヴァイオリン(V)、ウクレレ(U)などにも対応していますので、モードをクロマチック(C)がギター(G)にしておきましょう。 C=クロマチックモード 鳴らした音が表示されます。全ての楽器に対応しています。 G=ギターモード ギターの各弦が表示されます。 B、V、Uは使いません。 チューニングしてみよう 各弦が以下の音になるように、ペグを回し、チューニングします。 6弦=E 5弦=A 4弦=D 3弦=G 2弦=B 1弦=E ペグの回し方 チューニングを狂いにくくするコツ ギターのチューニングを狂いにくくすするコツはいくつかあります。 ペグを締めて合わせる 低い音からペグを締めて合わせるようにします。緩めて合わせると、そこにたるみが生じ、ギターを弾いているうちにチューニングがずれてきます。 弦をよく伸ばす 音を合わせたら、弦をグイグイ引っ張ってよく伸ばしましょう。これにより、いたるところに生じているたるみが引き伸ばされ、音が下がります。この作業を、音が下げ止まるまで繰り返します。特に弦が新品の状態ではとにかくこの作業をひたすら繰り返しましょう。 ペグを締めて合わせる、合わせたらよく伸ばす、この2つの作業をワンセットで行うと、チューニングがより安定するようになります。 ギターのチューニングは最初は時間がかかり、それだけで疲れてしまうかもしれませんが、ギターを弾く以上、長いおつきあいになる作業です。頑張ってマスターしていきましょう!

ギターの種類 Vol.1 エレキとアコギ|無料ギター講座 by ギターナビ

ギターには一体どのような種類があるのでしょうか? 楽器屋さんに行くと、いろんな形やいろんな色のギターが置いてあり、その種類の多さに圧倒されますね。実際ギターは非常に多くの種類があるのですが、細かい種類は後々紹介していくことにして、ここでは大まかに2種類に分けて解説させていただきます。 電気信号で音を増幅させる、エレクトリック・ギターと、電気を使わずに、ボディの振動だけで大きな音を出す、アコースティック・ギターに分けることができます。 エレクトリック・ギター(通称エレキ・ギター) ボディに、ピックアップというマイクが付いていて、そこで音を拾い、アンプから音を出します。ポップス、ロック、ブルース、ジャズ、あらゆる音楽ジャンルで登場します。クリーンなサウンドと、オーバー・ドライブ・サウンドと呼ばれる、歪んだ音が出せます。 アコースティック・ギター 電気を通さないギターをアコースティック・ギターと呼びます。大きな音量を得るため、ボディが空洞になっていて、真ん中にサウンド・ホールという穴があります。 フォーク・ギター(通称アコギ) 一般にアコーティック・ギター(アコギ)というと、このギターを指すことが多いです。フォーク・ギターは、ポップス、フォーク、弾き語り、ブルースなど幅広い音楽ジャンルで使われます。 クラシック・ギター クラシック・ギターは、クラシック、フラメンコ、ボサ・ノヴァ、演歌などで使われます。昔は羊の腸(ガット)が弦として張られていたので、ガット・ギターとも呼びます。甘く、まろやかな音が特徴です。 いかがだったでしょうか? ご自分の興味のあるギターはエレキでしょうか?アコギでしょうか?それとも両方? 素敵なギターと出会えるといいですね。 次回はさらに細かい種類に分類して解説させていただきます。