
目次
- 1 ギター初心者のための7日間練習メニュー【3日目】【エレキギター編】
- 2 3日目の目標
- 3 目標
- 4 練習科目
- 5 練習科目の解説
- 6 【ベーシック】
- 7 クロマチック指練習【上昇と下降】
- 8 ポイント
- 9 【ハーモニー】
- 10 5弦のCのパワーコードを弾こう
- 11 ポイント
- 12 5弦のDのパワーコードを弾こう
- 13 5弦のEのパワーコードを弾こう
- 14 5弦ルートのパワーコードでコード進行を弾こう
- 15 ポイント
- 16 Fコードを弾こう
- 17 ポイント
- 18 Fコード(省略形)のご提案
- 19 ポイント
- 20 スリーコードを覚えよう
- 21 スリーコードでコード進行を弾こう
- 22 「ハッピーバースデイ・トゥ・ユー」をコードで弾こう
- 23 ポイント
- 24 【メロディ】
- 25 高い場所でドレミファソを弾こう【上昇&下降】
- 26 「メリーさんのひつじ」を弾こう
- 27 「きらきらぼし」を弾こう
- 28 「ロンドンばし」を弾こう
- 29 まとめ
- 30 目標
- 31 究極の上達への近道、ギターレッスンを受けてみよう!
ギター初心者のための7日間練習メニュー【3日目】【エレキギター編】
ギター練習も3日目に突入しました。
今回はパワーコードでコード進行を弾いたり、Fコードに挑戦したりします。
頑張ってやってみてください!
3日目の目標

目標
- パワーコードでコード進行が弾ける
- Fコード(省略形)が弾ける
- スリーコードを理解する
- 「メリーさんのひつじ」、「きらきらぼし」「ロンドンばし」が弾ける
練習科目
ギターナビの公式カリキュラム「ギターウィザード」から抜粋、省略する形で掲載していきます。
今回は下記の科目を使用します。



練習科目の解説
- 【ベーシック】・・・基礎知識、基礎的なテクニックを学びます。
- 【ハーモニー】・・・コードフォーム、コード進行、コード理論などについて学びます。
- 【メロディ】・・・主にリードギター、メロディ、スケール、それに付随するテクニックを学びます。

【ベーシック】
クロマチック指練習【上昇と下降】
クロマチック練習をしましょう。
今回は、6弦から1弦まで上昇した後に、指使いを逆にして下降します。
ポイント
- 速さよりも「ゆっくり確実に」を心掛ける

このエクササイズは1日だけで終わらせず、慌てず、ゆっくりと、長い期間やり続けてみてください。
確実に指の動きが良くなっていきます。

【ハーモニー】
次はハーモニーの科目です。パワーコードや普通のコードでバッキングを練習していきます。
5弦のCのパワーコードを弾こう
前回は6弦ルートのパワーコードをやりましたが、今回は5弦ルートでパワーコードを弾きます。
弦は変わっても指の形は同じです。

ポイント
- ハイポジションのパワーコードは弦が変わっても指の形は同じ
5弦のCのパワーコードを弾いてみましょう。
5弦3フレットを人差し指、
4弦5フレットを薬指、または小指で押さえます。

5弦のDのパワーコードを弾こう
次は5弦のDのパワーコードです。
5弦5フレットを人差し指、
4弦7フレットを薬指、または小指で押さえます。

5弦のEのパワーコードを弾こう
次は5弦のEのパワーコードです。
5弦7フレットを人差し指、
4弦9フレットを薬指、または小指で押さえます。

5弦ルートのパワーコードでコード進行を弾こう
次は5弦のパワーコードを使用したコード進行を弾いてみましょう。
弾く弦はすべて同じなので、右手は常に一定をキープしていきます。
左手の指の形はキープしたまま移動し、コードを切り替えます。
ポイント
- 右手は一定をキープ、左手だけ横移動するイメージで弾く

今回のパワーコードはこれで終わりです。
Fコードを弾こう
次はFコードに挑戦しましょう。
Fコードはセーハ(バレー)(1つの指で複数の弦を抑える)を使用するコードで、初心者の壁として有名です。
最初からうまく押さえられたならそれはそれで良いですし、押さえられなくても決して諦めないでください。
省略形のFコードもありますし、指が慣れてくるとだんだんと押さえられるようになってきます。

ポイント
- ギターのボディをあまり天井に向けない(手首の負担を減らすため)
- 左手首をネックの下に潜り込ませるようなイメージ
- 最初は6本全ての弦が鳴らなくても良いと気楽に考える(続けているといつの間にか鳴ってくる)
Fコード(省略形)のご提案
Fコードは上記の形が標準的なコードフォームとされていますが、セーハを使わない他のコードフォームもあります。
下記のコードフォームもおすすめですので、是非とも弾いてみてください。
ポイント
- セーハをしなくでもFコードは弾ける
- Fコード(セーハ形)が弾けなくても曲を諦めない(省略形を使う)

- 省略形Fコード(1)
下記のように押弦します。
2弦1フレット = 人差し指
3弦2フレット = 中指
4弦3フレット = 薬指
2、3、4弦あたりを、若干ストロークの振り幅を小さくして鳴らすようにします。 - 省略形Fコード(2)
下記のように押弦します。
2弦1フレット = 人差し指
3弦2フレット = 中指
4弦3フレット = 小指
5弦3フレット = 薬指
左手親指で6弦に触れてミュート、
左手人差し指の根元部分で1弦に触れてミュートをします。
上記2つとも、左手は握り込むフォーム(ロックグリップまたはシェイクハンドと呼びます)で弾くことができます。
この場合、セーハをするフォームよりも、手首に負担がかかりません。
このように、どんどん省略形を活用してください。
スリーコードを覚えよう
これまでの練習で、C、F、G7、3つのコードを覚えました。
これらは
スリーコード
と呼ばれ、曲の中でよく使われます。
キーがCの場合、C、F、G7(あるいはG)がスリーコードとして頻出します。

スリーコードでコード進行を弾こう
C、F、G7を使用したコード進行を弾いてみましょう。
どこかで聴いたことのあるようなコード進行ですね。

「ハッピーバースデイ・トゥ・ユー」をコードで弾こう
次は、「ハッピーバースデイトゥユー」に挑戦してみましょう。
C、F、G7の3つのコードでこの曲はできています。(キーがCの場合)
ハッピーバースデイは3拍子
であることに気をつけましょう。
1、2、3でリズムをとりながら進んでいきます。
ポイント
- 「ハッピーバースデイ」は3拍子。1、2、3でリズムをとる。

これで今回のハーモニーの科目は終わりです。
「ハッピーバースデイ」は知らない人がいないくらい有名な曲ですし、誕生日会で重宝する曲なので、是非ともレパートリーに加えておきましょう。

【メロディ】
前回は、1オクターヴ内でのドレミファソラシドを学びましたが、今回は高い場所にあるドレミファソを覚えます。
高い場所でドレミファソを弾こう【上昇&下降】
高いドの音が2弦1フレットです。
そこからドレミファソまで上昇して下降するエクササイズです。

今回のスケール練習は以上です。
前回やったドレミファソラシドも忘れないように復習しておきましょう。
「メリーさんのひつじ」を弾こう
ドレミファソラシドを使って弾ける曲に挑戦しましょう。
今回は「メリーさんのひつじ」、「きらきらぼし」、「ロンドンばし」を習得します。
3曲全て弾いても良いですし、どれか1曲でもかまいません。
ドレミファソラシドを元に曲が作られていることを実感しましょう。

「きらきらぼし」を弾こう

「ロンドンばし」を弾こう

まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はパワーコード、Fコード、「ハッピーバースデイ」、「メリーさんのひつじ」、「きらきらぼし」「ロンドンばし」など、盛りだくさんの内容でした。
あらためて今回の目標を再確認してみましょう。
目標
- パワーコードでコード進行が弾ける
- Fコード(省略形)が弾ける
- スリーコードを理解する
- 「メリーさんのひつじ」、「きらきらぼし」「ロンドンばし」が弾ける
上記ができていれば今回のレッスンは修了です!
次のステップへ進みましょう!
究極の上達への近道、ギターレッスンを受けてみよう!
一番のギター上達への近道は、教室に通うこと、レッスンを受講することです。
- プロギター講師によるアドバイスが直接受けられる
独学の場合、できているかどうかの判断は、常に自己判断になります。間違っていてもそれは放置されます。
ギターレッスンを受講することにより、ギター講師とのキャッチボールが生まれ、間違っている点はすぐに修正し、遠回りを防ぐことができます。 - 独学でついた変なクセ、長年の勘違いを矯正、修正できる
我流で身に付いた変なクセの中には、今後、ある一定以上の上達が見込めなくなるような、深刻なものもあります。
ギターレッスンを受講することにより、クセを修正することができます。 - 定期的なレッスンによりギターが習慣化する
人との繋がりが生まれ、強制力が生まれます。
モチベーションが上がり、ギターが習慣化し、上達へと繋がります。
プライベートレッスンですので、決して無理な強制力ではなく、生徒様に合わせていきますのでご安心ください。 - 音楽経験が養われる
「視聴覚を観た」ではなく、ギター講師とのやりとりで「本物の音楽経験」が養われ、本物の技術として蓄積されていきます。
ギターナビでは無料体験レッスンをおこなっていますのでお気軽に検討してみて下さい。
