このページではアコースティック・ギター(アコギ)の種類について解説させていただきます。

アコースティック・ギター(アコギ)の種類

アコースティック・ギター(アコギ)の種類を解説します。
ボディ、材質の違いによって様々なタイプがありますが、ここでは代表的なブランド、
マーティン(Martin)とギブソン(Gibson)の代表的な形を紹介します。

マーティン(Martin)系

ドレッド・ノート・タイプ

アコギと言えばこのモデルといえるくらい、定番の形です。
ドレッド・ノートはもともとイギリス海軍の大型戦艦の名前でしたが、マーティン(Martin)ギターの中で最大のサイズだったことからこの名前が付けられました。

音量が大きく、特にピック・ストロークに向いています。

トリプル・オー・タイプ

ドレッド・ノートよりもボディが小さく、ボディのくぼみが深くなっています。
スケール(弦長)は24.9inch(約632mm)とドレッド・ノートより短く、テンション(弦の張りの強さ)は若干弱いです。

音はドレッド・ノートと比べると柔らかく繊細で、フィンガー・スタイルや、アルペジオに向いています。チョーキングなど、テクニカルな演奏もやり易いです。

オー・エム・タイプ(OM)

ドレッド・ノートとトリプル・オーの中間的存在です。

ボディ・サイズはトリプル・オーと同じで、スケール(弦長)はドレッド・ノートと同じ25.4inch(約645mm)です。

弦のテンションがトリプル・オーよりも強くなったことでより、1本1本の弦が際立つ音になります。

ダブル・オー・タイプ

トリプル・オーよりもさらに細身でコンパクト。フィンガー・スタイルで向けで、ブルース・プレイヤーに人気の形です。

ギブソン(Gibson)系

ラウンド・ショルダー・タイプ

ドレッドノートの角を丸くしたような形状のボディです。くびれはドレット・ノートに比べ、若干少なく胴厚になっています。

中低音域がパワフルで、コード・ストロークに向いています。

スクエア・ショルダー・タイプ

スクエア・ショルダーに比べ、肩が角張っています。
ボディ容積が大きい分サウンドに広がりがあり、まとまりのあるバランスの取れたサウンドになっています。

ハミング・バードや、ダヴがこれにあたります。

ジャンボ・タイプ

GIBSONのアコギの中でも最も大きいモデル。
最上位モデルという位置付けで、装飾も豪華です。
ジャンボモデルJ-180のほか、さらに大きいスーパージャンボJ-200などの種類があります。

カッタウェイ・タイプ

ボディのネックの根本部分がえぐれているモデルをカッタウェイ・タイプと呼びます。
ハイ・ポジションが弾きやすいので、ソロ・ギターを弾く方におすすめです。

エレアコ

エレアコ

プリ・アンプが内蔵されていて、アンプに繋げて音を出すことができます。ステージで演奏する方におすすめです。

エレアコ(改造してエレアコに)

元は普通のアコースティック・ギターでも、ピック・アップ・マイクを改造して後付けすることでエレアコに変わります。

まとめ

以上です。マーティン(Martin)とギブソン(Gibson)の主な種類を掲載しました。各メーカーから出しているボディ・シェイプもこれらをもとにして作られている場合が多いです。

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